*終活アドバイザーとは
終活とは、人生の最後を意識しながら、これからの人生を自分らしく生きるための
準備をし、亡くなった後に備えることです。
終活が求められる背景
1.超高齢化社会の到来
日本の高齢化率は、2013年に25%を超え、2040年には35%を超える勢いです。
3人に一人が高齢者という時代がやってきます。
2.一人暮らしの高齢者の増加
生活様式の多様化により、一人暮らしの高齢者が増えています。
医療や介護が必要になったとき、誰に頼るのか、また、死後事務をだれに託すのか、
大きな課題です。
3.相続をめぐるトラブルの増加
相続争いの家裁調停件数が最も多いのは、遺産総額が5,000万以下のケースでの分配の仕方です。
<例>
親の介護をした、しなかったで遺産分割の割合は変わらないのか。
子供のいない夫婦の相続で、被相続人の兄弟姉妹から遺産分割請求が来た
4.2025年問題
団塊の世代全員が後期高齢者となり、介護を必要とする人の割合が増え、介護担い手不足、
支え手の現役世代の不足、医療費・介護費の急増が問題となります。
終活の基本
自助・共助(助け合いの精神、地域社会での見守り)・公助(社会保障)
終活でなすべきこと
1.自分らしい人生のデザイン
65歳で退社した人が85歳まで生きると、自由時間は、1日14時間とすると、10万時間あります。
2.自分の情報をまとめ、人間関係と財産を整理する
3.後を託す人が困らないようにする
お葬式、財産・家財の相続・処分、お墓など死後事務に対する意思をできるだけ明確にしておくことが大切です。
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